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佐渡島とは

佐渡島は日本一の金山として栄えた宝の島であり流刑地でもありました。承久の乱で敗れた順徳上皇、鎌倉幕府や他教を批判した日蓮聖人など、中世までに政争に敗れた貴族や知識人が流されてきました。これにより「貴族文化」「町人文化」「武家文化」といった3つの文化が生まれ、佐渡特有の伝統が今でも受け継がれています。奥深く魅力ある伝統文化に触れれば、その歴史に誰もが魅了されます。

暖流と寒流がまじりあう佐渡島

佐渡沖には対馬からの暖流とリマン海流という寒流が交差する地点で、日本中の魚が獲れるブルーオーシャンです。 寒流の魚と暖流に乗って群生する魚がぶつかり合う時期は百数十種類の魚が水揚げされる事もあります。

日本の縮図と言われる佐渡島

佐渡は寒暖両系の植物境界線である北緯38度線が島の中央を通過しているため、1700種近い南北両系の植物が自生しています。また古くから流刑地と定められ、流されてきた貴族や知識人、様々な地域から集まった人々がもたらした文化により歴史的にも地理的にも日本の縮図と言われています。

「朱鷺と暮らす郷づくり」を目指した環境改善

絶滅危惧種などを分類するレッドリストで「野生絶滅」とされていた特別天然記念物の朱鷺(トキ)。 野生復帰を目指して、「トキと暮らす郷づくり認定制度」が導入され、無農薬で育てたお米を餌にしています。 トキが生息できる環境をつくることで、より安心・安全な農産物を栽培することができるのが佐渡島です。